2011年10月1日土曜日

イヌにげんこつ



我が家でこれをブンブンぶんまわして愛犬達を虐待している訳では決してありません。この通り、顔も歪まず相変わらず美形です。


ネットでげんこつなる物を見つけました。ワンコ用のおやつです。

欲しいものを求めてあっちこっち移動せず、ネットを通して色々調べものが出来る今の時代は本当に便利です。
ただ、印刷物が減り、これは欲しいと思う仕事上の資料が電子データのみの場合もあったりするのは少々不満ですが...
ひと昔前は、資料集めで国会図書館まで行ったりもしました。出版社、新聞社、レコード会社、映像資料の発行社など販売を目的とした商業出版に限らず、いわゆる自費出版や同人誌も納本対象なのでその資料の数たるや膨大なものですが、あくまでも出版物としての資料のみです。その点、ネットでは個人レベルでの覚え書き程度のものからきめ細やかに情報が得られるようになっていると思います。

私はネットでイヌの病気のことをよく調べます。
こういう病気もあるのか... とか、こういう病気になったらどんなことをされちゃうのかな... とか。実際ミミデデ達はおつむ以外は今のところ深刻に悪い箇所がないこともあり、その情報はザルの様な私の頭を殆ど抜け落ちてしまうのですが。
勿論、病気は実際に専門の所で診てもらうのが一番です。ただ、ネットがなくてヒト用の家庭の医学書だけが頼りだった頃は、何かしら深刻な病気にあてはまってギョッとしてしまうことがよくありました。
ネットを通してそこら辺のことを調べると、色々な症例、色々な個人の体験談を同時に知ることが可能で、
こんな症状=この病気 → 深刻な結果
と決めつけることはないのでちょっと救われます。

以前、ある病気を調べていた時(何を調べていたか既に忘れました)目についたのが、イヌの病気についての投稿の中の歯の健康に関する項目でした。そこでは  ”げんこつ”  で歯を白くすることができるらしいと書かれていました。げんこつとは膝の軟骨のことで、これをカミカミすると歯石がつきにくいらしいのです。
私のやり方が悪いのでしょう、歯磨きをしていても奥歯に歯石ができるので、3ヶ月に1度くらいスケーラーや気長に私の爪でぽりぽり取ったりしています。そのポロンと取れる時が快感なので癖になりそうなのですが、逆にエナメル質を傷つける恐れもあります。
焼き鳥のメニューでげんこつはありますが、これだと小さいからイヌ達は丸飲みするので役には立ちません、どうやら牛のげんこつがワンコ用として売っているとのことでした。

ただ、このカミカミ系のおやつ。
大好きだった牛のヒヅメも与えなくなってかなり経ちます。ヒヅメのエキスのついたミンモの前足や顔をデデが執拗にペロペロ舐めまわしてミンモの白いところがよだれ焼けで一時茶色くなってしまったことがあったのです。特に鼻の上から眉間までがひどくて小汚いルンペンイヌになってしまいました。
いくら歯石防止の為とは謂え、この手のヤツをまた彼らに与えたらいったいどうなるのでしょう。1セッション10分の制限を設けて、その後は手と顔は洗って様子を見ましょうということで試しにそれを注文しました。

   
これで何日もつのでしょうか。
冷蔵保管NGと書かれていたので、暑い時期にこれを使い始めることができませんでした。
やっと涼しくなって来てそろそろと思っていたのですが、今度はミンモが前足の爪先に傷を負い、デデだけに与えることもできず今に至っています。

なので、同じ大きさの100均で見つけたロープのおもちゃで...


早く傷が治ってげんこつの効果を見てみたいものですが、あまりにも優れ物で歯石取りのポロンの楽しみがなくなってしまうのもちょいと寂しいです。



   
 

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