2014年6月14日土曜日

イヌの水泳教室




サッカーワールドカップとは全く関係ない投稿です。
でもイヌ達、スポーツ観戦はできないけどスポーツを堪能してきましたよ。 オラ!




ミンモは3歳になる寸前に膝蓋骨脱臼の手術をし、抜糸後すぐに犬の水中リハビリ専門の施設に通いました。
メニューは水中トレッドミル (水中ランニング)、逆噴射ジェットプール、泡風呂マッサージの3つ。短毛のミンモにはその後のグルーミングコースは必要ないのでシャワーでプール水を洗い流し、コンディショナーをシュッ。後は手拭いでぱたぱたやって終わりです。
因みに、リハビリ中の撮影は禁止だったのでその時のミンモの姿を収めることはできませんでした。

先ず水中トレッドミルではいきなり狂ったエリマキトカゲの様にぴょんぴょん水中で走らされ、側で見ていた私は水しぶきをバシャバシャ浴びてびしょ濡れになりました。
続く逆噴射ジェットプールでもガッツリスイミング。途中からはライフジャケット無しで何周も何周も泳がされ、荒波の中ベスト記録を更新していきました。
ミンモの場合は状態が良かったせいか、インストラクターさん達は術後間もない事をついつい忘れてどんどんエスカレート。私は膝の事より、ミンモの心臓がまいってしまうのではないかとはらはらしました。
ここではミンモの前後のわんこ達を見れる機会があるのですが、どのコ達もゆっくり水中を歩き、プールの中では介助付きでチャプチャプ泳いでいました。これをリハビリと呼ぶなら、ミンモの場合は見た目軍隊式のトレーニングって感じ。スタッフ達のミンモへの声援も半端じゃないの…
人間の場合もそうですが、運動リハビリは決して楽なものではないし、本人がちゃんとやらないと成果は望めないので回復期だけは頑張ってもらおうと、この超スパルタ水中リハビリを週2回程2ヶ月間続けました。

しかし、ミンモにとってのプールとは…
泳ぎは早くて得意な方かもしれないけど、はたして彼はプールを好きなのか…
泳ぐことを楽しいと感じていたのか…
私はあれ以来ずっと疑問に思いながら過ごしてきて、いつかお楽しみの緩〜いプールも経験させたいという気持ちを抱き続けていました。更に、デデはプール自体入った経験がないので、彼にも楽しい経験をさせたいなと。
私が泳ぎに固執するのは健康のためではなく、ただ単に私が泳ぐのが大好きだから。それをイヌ達にもという押し売りです。もちろん泳げれば海や川でも良いのだけど、水温が上がる頃には水場に到達するまでアッチッチなのでイヌ達には辛そうな気がするし、安全面で心配事が多々あります。



で、最近、"ミンモとデデのお楽しみプールを実現させよう"  と本気モードになってきました。お目当てはお台場にある  "ホットスプリングス綱吉" 。ここのプールは2頭同時に泳がせる事もできて楽しそうなのです。
何故今になってプールを意識し始めたかというと、初めての利用が8歳までという年齢制限が綱吉プールでは設けられているから。ミンモは8月に満8歳になるのでした。それでも、夏までに必ず行けるよ、平日なら直前でも予約できそうだし〜。なんて呑気に構えていました。
ある日プールの説明をよーく読むと、膝の緩いコ、膝の手術をしたコはお勧めしないとの但し書きが…
当然、泡喰って速攻電話しちゃいました。
膝の疾患を持つ犬を断る理由として、泳ぐとどうしても足が高速回転してしまい、その拍子に膝の脱臼を起こす恐れがあるとのこと。
う〜ん、確かにそれもあり得るかも…   ミンモは超高速だったし…
目の前真っ暗。
ずっと夢見ていた事だったのですんなり諦めもつかず、ミンモは術後のリハビリにプールでガンガン泳いだ事、一度も膝は外れていない事を説明し、それよりも何よりも年齢制限の8歳を目前に楽しいプールを1度は経験させたい、二頭一緒に泳がせたいと力説し、先ずは試しに泳がせて様子を見ましょうという運びとなりました。
ミンモ、8歳まであと2ヶ月。いつもぎりぎりの私としては超上出来です。



さて、プール。

真夏でもお湯の風呂しか浸からないイヌ達は当然ガタブル。隙あらばプールサイドによじ登って、さっさとプールを出たがっていました。泳ぐには泳ぐのだけど、泳ぎ切れば帰れると信じて泳いでる感じ...
今回デデは泳ぎが初体験だったのですが、泳いでる間、水をぱくぱく食べる珍行動に出たのにはびっくり。インストラクターさんによると初めて泳ぐ犬で水を食べる事って少なくないとのこと。デデのイカれたところがまた発覚したのかとチラッと頭を過ぎってしまっていたので安心しました。
思うに、水を食べたいんじゃなくて自分に襲いかかる怖い水に抵抗していたんでしょうね、口を使って。

動画です。「水をぱくぱく食べるデデ」

仕方ない、今回はこのままなのかな...と思っていたのですが、そのうちミンモにスイッチが入り、
おもちゃを追いかけて泳ぐようになって流れが変わりました。
そのうちデデもジグザグ泳ぎから真っ直ぐ泳ぐようになり、
最初は見向きもしなかった漂流物を追う余裕も出始め、
アゴを乗せてビート板代わりにして、まともなスイミングフォームに。
あ〜、私も一緒に泳ぎたい。
で、
ナント… 果てはミンモが狙っていたおもちゃをゲットするまでになりました。
デデよ、あなたはそこまでしてミンモに意地悪したいのか。
このめざましい変化。イヌって素晴らしい。 見た限りではイヌ等はプールを楽しんだようです。そして懸念されていた膝も外れることもなく、これからもプールに通えるとの回答を頂戴しました。 また行こうぜぃ!
ぶ   
 

2014年6月11日水曜日

おそろいのイヌ






管理が楽ちんなので、お揃いにしているのは服やカラーとかの身に付ける物なんだけど、最近は裸族なのでお揃いはカラーだけです。



ある日散歩でニコニコとイヌ達を見てる見知らぬ若いおねえさんとすれ違い、数秒後に言われました。

かわいい〜っ! お尻がお揃いだ〜♡

最初は何の事やら分かりませんでした。
その後、彼等のおケツを見て納得。


ミンモの濃くなってきたお尻の白髪が、デデのぼけナス風のオケツ柄と同じ形になってました。
色が白か茶の違いだけで、なるほどお揃い。目の付け所が違いますね、おねーさん♡



共通点が増えたのでこれからは益々親子に見られるんだろか。



デデがミンモの真似っコをしている感がいつもあるのですが、オケツ模様に関しては今回ばかりはデデが断然先輩で、断然立派。
説得力なくてアホみたいだけど、デデは偉いとまで思いました。


ぶ   
 


2014年6月4日水曜日

ピンク色の眉





いぬ広場でおもちゃを奪われ激昂したデデがまた噛みました。



カサブタがしこたま落ちた後の大きな禿。





この禿、普段は白いのだけど遊びで興奮するとピンク色に変わるのでした。
でも数日前いぬ広場で遊んだ時、卑怯なデデはまた同じ所を噛んで憂さを晴らしたもんだから、常にうっすらピンクの禿眉毛になりました。




ミンモにとってはこんな事は屁でもないので、デデは相手がミンモなら何をしても許されると勘違いしているのです。代わりに後でお尻のニオイを思う存分嗅がせてあげるし、ペロペロ嘗めてサービスしてあげるからイイじゃん ♪  くらいにしか思っていない。

許せる範囲を超え、2頭の追いかけっこをただ呑気に見ている訳にもいかず、ミンモにおもちゃを奪われる前にデデから私にドロップをさせることにしました。でも "イケナイ" を教えるタイミングがなくなっちゃうので、これは毛が生えて来るまで。



ただ、ミンモの傷はそれだけではありません。
広場のチップが最近少なくなって負傷する範囲が広がりました。今までは足先だけを保護していたのですが、派手にスライディングするもんだから前腕部も赤剥け状態。薄毛だからね。
包帯養生は保護したい部分を自由に設定できる利点があるけど、これでは消費量がバカになりません。1回遊ぶと2頭でほぼ1本使ってしまう。腕に育毛促進剤を塗ったところで多毛になるわけでもなく… ワンコ用腕抜きって無いのかな。




"バカでもいい、健康が一番!"  とは皆から言われますが、もうちょっと慎重になって怪我をしない程度のおバカ止まりでいて欲しいものです。


さあ、デデの用意もできました。デデはスライディングしないので、包帯は脱げない程度に先っちょだけ。残りの包帯だけで巻いたら左足分が中途半端に終わっちゃったんだけど、気にしない。

では、行ってきます。