2014年5月27日火曜日

寝心地悪し




2頭別々だった浴槽をまとめ、共同風呂にしてから8ヶ月。
あらら、デデったらミンモの背中にぐいぐい押されちゃってる。ミンモのお腹側にデデがすっぽり入ればこんな事にはならないのに。


デデが先にタライに入って暫く突っ立ってたもんだから、空いた所にミンモがザブン。定位置ではない所でぐずぐずしてるとこんなことにもなります。
今回は仕方ないので諦めてもらいましょう。

しかし、居心地の悪さを感じているのはデデだけではありません。ミンモもいつもと違って寛げない表情。

結局、彼等は風呂に浸かってグースカぴーすか寝ることはできませんでした。



ところで。
暖かくなってからというもの、イヌ達は毛布の中でおとなしく寝てくれない… 気温が上がるにつれ寝相が悪くなるこちらに原因があるとは思うのだけど。

私は夜中に目が覚める事はまずないのに、あまりの苦しさに起きてしまうことが最近しばしば。イヌ達が毛布の上から私の両脇にピタッとっくっついてしまい、寝返りを打ちたくてもまるで呪われたかの様に身動きが取れません。
助けて〜って悲鳴を上げながら毛布を引っ張ってもびくともしない。寝ぼけてるせいもあって3kgのデデでさえ動かす事ができないのです。まるで、ガリヴァー旅行記の小人国のエピソードみたく縛られてる気分。
イヌ達にとっては私の寝返りで押し潰される恐怖もなく安心でしょうが、結局私は変な体勢で固まって寝続けるしかなくて骨盤がずれてしまったのか、腰痛持ちになってしまいました。午前中なんぞ片脚に痺れを感じる日もある。

まだこの時期、建物が熱を持っていないので家の中はひんやりしています。イヌ達は日中でも毛布に潜り込んでずっと寝てる。"抑え込み"  と云う私からの脅威がないからね (笑)
で、"理想の姿を常に心に思い浮かべる事は大事、全てはそこから始まる"  と私は信じ、寝る前には毛布でぐるぐる巻きにしたイヌ等を傍らに置いて "ステイ" のコマンドと共に睨み付けます。
しかし彼等にとって気絶している私は飼い主でも何でもはなく、ただただ大きくて危険な生き物なのでしょう。気付くとまたもやガリヴァー状態です (苦笑)


暑いのは死ぬ程嫌いだけど、"はりつけの刑" から解放される掛布を必要としない夏も良いかな…  なんてチラッと思ったりして。それとも朝の散歩のついでにラジオ体操に参加してみようか。

   
 



2014年5月10日土曜日

ください







黄金週間の後半は連休になりました。でも、行動範囲は町内限定の地域犬となったイヌ達。

誰彼構わず、

くださいっ。

クダサイッ。

ください、クダサイッ。
このじと〜っとした視線は  "右や左のぉ〜 ♪"   的。


公園に居る人達はイヌを飼わないのに色々と躾を入れてくれます。
ミンモ、クリア。

デデはほんの数秒... でも、できました。
手乗せでマテを私は彼等にさせたことがなかったかも...    この時初めて気付いたりして。





次に、"くださいっ" おもちゃ編。


これまた同じように真剣に、ください、クダサイッ。

でも、座る事がなかなかできません。


そのうちミンモの口が開きっ放しに。
前歯がまた少なくなったかもしれない...
かろうじてオスワリ、フセをできるミンモなのだけど、次第に目が飛び出し、顔が歪んじゃいます。


一方、デデ。
食べ物は各自にそれぞれ、おもちゃは共有で一つだけなのもあるんでしょう。ミンモに取られまいと超必死。
おもちゃを待つ時の彼は全く静止できずにこの通り。下半身が何故かボストンテリアなプチブラバンソン。

もっと冷静になれないと獲物は捕れませんね。狩猟犬がポイントする時の顔付きとは大違い。
こんな阿呆面をしてる限りおもちゃは渡さないのに、いつまで経っても学習できないおバカ達。だいだい、我慢を押さえられないことでストレスも掛かるだろうし、心臓のポンプの消耗も早かろうと思います。期待に胸裂けんばかりとは正にこれ。



輝く目玉を  "これでもか〜"  ってひんむいて見せてくれるのも嬉しいには嬉しいのだけど、後でヒアルロン酸目薬のお世話にならなきゃな〜って同時にしっかり思うのでした。


ぶ