2012年12月16日日曜日

風呂の入り方、風呂上がりのクーリングダウン?




ミンモの目の白濁は翌日にはかなり治まりました。明日月曜にまた動物病院で診てもらってエリザベス生活が計6日間で終われば良いなと期待しています。(薬をそれしか貰っていないのでこれで終わると勝手に思ってる。)
この輪っかが付いているとごはんを食べるのが非常に不便。なので手から直接あげるのですが、とても効率良く食べれるため、結果、もの凄い早食いになります。

ただ、カラーが外れたとしても暫くはラン遊びは控えるよう言われるでしょう。いっくら暴れても心配しなくて良い気候なのに残念です。年が明ければ寒さが増すので鼻の潰れたイヌにはまたまた厳しい。鼻のラジエターが少ない分冷たい空気がダイレクトに肺に入っちゃうのが負担になるらしい。



散歩だけの生活となるとイヌ達の風呂の入り方はちょいと変わります。疲労度の違いですね。

ラン遊びの後はどっぷり湯船に浸かり、この寒い時期になると30分以上入ってます。
特にミンモは疲れていれば疲れている程、沈み込み具合が大きいです。写真では唇を支えにしていますが、疲労困憊時には鼻の穴だけお湯からかろうじて出てる状態でカバみたい。寝入ってしまうとその鼻もずるっと入水してしまいます。
イヌ達のこの様な姿を見ると温泉成分の入ったふりかけとか色々な入浴剤を試してみたいと思ったりもします。


で、あまり疲れてない時のイヌ達ははこんな感じ。ゆっくり浸かろうとせず、私には不真面目に映る。



そして入浴後。
これはラン遊びの後撮ったものですが、この時ミンモはかなりの疲労と空腹で餌場の前でお地蔵さんみたくなってました。デデはいつもこんな感じなのでご飯はまだまだ。落ち着くまで飢えに苦しむミンモは待たなければなりません。デデは5分間くらい飽きずにはじけます。しかし、やっと落ち着く頃にはデデは全身埃まみれ。せっかく風呂に入ったのにね。でも、完璧に毛が乾けばまた埃も落ちるのでそれで良いのです。

二匹でくたくたになって風呂に浸かる姿を早く見たいなぁ。

   
 

2012年12月12日水曜日

めだま



耳が折れ曲がったボストンテリアのミンモ。白髪がありますから仔犬ミンモの写真ではありません。

背景がボケているのはエリザベスカラーを巻かれてしまったから。今朝から右目がしょぼしょぼでぱっちり開きませんでした。前日夕方のラン遊び後の目洗いが不十分なのだと思い、目玉をひんむいて生理食塩水でじゃぶじゃぶ洗いながらチエックしたのですが、異物は残っていませんでした。その後お天道様の下でよく見たらかなり派手に目が白濁しているのを発見したわけです。



遊んでいるうちに傷つけたらしい。おもちゃを追う姿はイノシシそのもので、ただただ突進するのみ。もうちょっと冷静になれないものかといつも思います。投げる前にスワレ、フセはするのですが、投げた途端おつむの中が真っ白になっちゃうイヌ。彼はおもちゃのためだったら命を懸けるイヌなので、怪我をしてもその時は決して様子が変わらないのです。血でも出さない限りそれは私には分からない。

で、診断の結果、傷ついて炎症を起こしてはいるものの、潰瘍までは至っていないとのこと。炎症を抑える注射を打ってもらい、抗生剤とヒアルロン酸の点眼薬を貰ってきました。明朝また動物病院に様子を見せに連れて行きます。


彼がエリザベスカラーを巻くのは久し振りです。今回のカラーは今までと趣がちょっと違います。巻き方がタイトに絞ってあるというのでしょうか、床や壁に目を押し付けられないように目を保護する仕様になっています。
今までの去勢手術や膝蓋骨脱臼の手術後ではヒマワリみたいにぱ〜んと派手に広がっていました。
  
カラーの先っちょより目は奥に入り込んでいるのがミソらしい。


派手に開いておらず無色透明に近くて圧迫感がないせいか、病院から戻ったミンモに対するデデの特別な反応はありませんでした。

いくらカラーが細く絞っているとは云え、オリジナルの頭よかワイドになったのでミンモは家具の脚に挟まって動けません。私が椅子をどかすまでずっとそのまま身動きが取れず固まってましたよ。



カラーがあっては昼間用の屋根付き新居には入れないので、とれるまではデデも一緒にオープンにごろ寝となりました。


   
 

2012年11月24日土曜日

おならと健康



日中、イヌ達は新しい家で殆どを過ごすようになりました。



デデはクッションからこぼれちゃってますけどね。
一方、ミンモはたまに自分のおならの音にビックリして逃げ出し、せっかくの新居を暫く空けることがあります。音源が自分にあることは彼には一生理解できないのでしょうね、可哀想に。



もう一年以上前のことですが、おならが臭くてたまらず、友達にも会えなくなってしまったと嘆く飼い主が生後数ヶ月の仔パグを獣医に診せて、治療するという番組を途中まで見ました。途中までなのは、途中で寝こけてしまったから。

これは知ってるよ〜、空気食べちゃうんでしょッ。ボストンテリアとか鼻の低いイヌは空気を餌と一緒に食べちゃうからおならがたくさん出るのさ、ミンモもおならはたくさんするよ〜 ♪

その時よりも前に、おならが執拗なほど話題にのぼっていたボストンテリア特集の番組を見ていたのです。『空気を食らう』 
このボステリ特集はアメリカ製作の番組でおならを面白可笑しく扱っていましたが、途中で寝こけたこの番組は始終真面目でイギリスで製作されたものでした。結果、仔パグは空気嚥下症と診断されガスの出にくい療法食を与えられることに。この後どうなったかは知りません。
これってイヌの場合も病気なの? ヒトの病気だけかと思っていたらイヌにも当て嵌まるのか... ヒトの場合はストレスが原因だったかな... しかし、テレビのこの人達って神経質だこと、イギリス人だからかしら... と思ったのまでは覚えています。

あれからかなり経ちましたが、ふと、これについて知りたくなりました。この
空気嚥下症イヌに関しては早食いがぶ飲み以外にヒトと同様ストレスも原因のひとつでもありました。ただ、空気を飲み続けてお腹に溜め込んでしまうと大型犬やハウンド系の犬によく発祥し、命までも落とす恐ろしい胃捻転を引き起こす原因になるとも書かれていました。もちろん小型犬にも胃捻転は起るわけで、注意しなければなりません。
そしてネットには、その胃捻転を防ぐための方策が多くの人達によってごまんと書かれています。
・食事の回数は日に2回以上
早食いNG
特に食後の運動や興奮NG(食前も激しいのはNG)
食後のごろ寝NG
食前食後の水NG、普段も水のガブ飲みNG
ドライ・フードのみの餌NG
その他オススメ若しくは控えるべき食材の種類などなど...  覚え切れません。
また、胃の捻れを予防する手術:胃腹壁固定手術というのがあるのも初めて知りました。胃がぐるんぐるんしないように腹壁に固定する手術です。
さて、イヌ達は早食い以外はだいたいクリアしていると思いました。食後は果物欲しさにもらうまでは臨戦態勢のため、ごろ寝は決してしない。
ただひとつ予防策の中ではっきりしないのが食器台で、予防のために食器台OK派とNG派のふたつに分かれているのです。記事の日付を見るとOKからNGへ移行しつつあるように思えます。また、海外の最新情報をキャッチしている大型犬のブリーダーサイトでも食器台NGと書かれていました。ただ、鼻の潰れた犬に関しては言及されてません。
うちでは食器台は使っています。器の底がミンモとデデのそれぞれ鼻5〜6個分付け足したくらいの高さってところですが、どうなんでしょう。床に皿を置くと鼻から食べ物が出ちゃいそうな気もするけどイヌ達にはそんな事は起らないのかな。食器台の謎を今度動物病院で聞いてみようと思います。

それにしても、短頭種は元々構造上空気を飲み込む傾向にあるわけですが、おならに出しているうちはまだまだ健康だということなのでしょうか。この香しいGasを喜ばしいと受け取った方が良いのでしょうか。  これも聞いてみることにしましょう。



   
 

2012年11月17日土曜日

イヌの新居



日中、家の中ではイヌ達は好きな所で寝ています。ほどんどが2階のリビングですが、季節季節で1階だったり2階だったり、好き勝手に居心地の良い所を陣取ります。

最近ミンモには気に入った場所が新しくできたので、そこにクッションを置くことにしました。




彼の新居はコーヒーテーブルの下。天井ができて安心感があるのでしょうか。

ひっくり返って伸びをしても足は天井には届かない高さてす。


一方、デデはまだ中に入って寝れないみたい。



クッションに毛布をかけて整えるのですが、ぐちゃぐちゃになります。寝相が悪いのと、散歩の後の風呂から上がると大運動会が始まり、床に転がっている物は全て乱れまくります。

でも、テーブル下にクッション達が納まってくれたので少し部屋が広くなりましたよ。



建物でいうなら、ここまでで上棟。今日17日土曜日は外壁工事をしました。

これから冬場はこのテーブルに毛布か布団でも掛けて覆ってしまえと思ったのです。こたつみたいな感じで、熱が籠って暖かいでしょう。光熱費の節約にもなるかも。ただ、こたつ仕様にするには毛布だか布団を押える天板がないと不自由ではあります。でないとテーブルはテーブルとして使えなくなってしまうし、ソファーも布のずれ防止の押えとして、いつもテーブルにくっつけておかなければならず、これもソファーとして使えないのですが、物を増やすのが嫌なので、毛布をペロンと掛けてあっという間に完成です。とてもスッキリしました。




窓からの眺めは如何なもんでしょうか、ミンモ。

デデも中に入って寝るようになりましたよ。

今日は午前中から雨で暖かいとはいえない日ですが、見た目暖かそうになったので暖房はまだ付けない。ほら、イヌ達もくっ付いて寝てないですもん。

   
 

2012年11月11日日曜日

落ち葉と影と





とても気持ちの良い季節となりました。晴れた日は空気が澄み切って、空は何処までも高く感じます。でも、ここにはイヌ達は居ません。イヌ達と一緒の時は足元廻りばかり見ているからです。悪いけど、空をえへらえへらと見上げていられるのは、彼等と一緒ではない時なのです。10日土曜日はとても良い天気でした。今年の春先から通う道ですが、この倉庫気持ちいいな〜といつもホゲッと眺めながら歩いています。



これも昨日の朝。
東京でもミミデデ地方の湾岸地域は寒暖の差がしっかりあるわけではないので紅葉はたいしたことありません。しょぼいので、イヌ連れでなくとも木々をまじまじと眺めることはあまりしないのですが、イヌ散歩によって落ち葉がだんだん色付いて来たことに気付かされます。


そして、影もくっきり、長くなってきています。


街中を歩いていて、ショーウインドウとかの硝子に映り込む自分の姿にゾッとしてしまいますが、影は良いですね。一方、イヌ達の影はいつも見る姿と違うので更に他の生き物が一緒に居るような気にもなります。
影ではデデの背が高く見えますね、なんでだ?

地面には彩りが増し、動きを真似する影の仲間も増えて楽しい季節になりました。

   
 

2012年10月26日金曜日

イヌにできること




世の中にはお仕事をする犬達がいます。
その最たる理由は鼻の効く動物だから。優れた嗅覚で4~5km先の臭いを追跡したり、空飛ぶ鳥のにおいも嗅ぎ分けられたり。
また、砂漠のベドウィンみたいに視力が良い犬は、獲物を見つけて忍び寄ったり、追い掛けます。
他にも個々の習性を活かして様々な仕事に就く犬達がたくさんいます。特殊な能力と特殊な訓練の賜物です。

散歩をしてると、ミンモ〜、デデ〜と呼んでくれる人達。
その人達が道とか、同じレベルに居てくれるとすぐ分かるのですが、洗濯物干しながら2階のベランダから呼ばれても、イヌ達は今まで一度も声の元を特定できたためしがありません。抱っこして持ち上げようが何しようが、とにかく上を見ることをしないのです。カラスにだって低い塀に乗ってるのまでしか反応しません。
なので、上空のことが気になるのはイヌとして特殊なんだと思っていました。


寝るお務めだけは立派に果たすイヌ。


先日散歩をしていたら、前方を行くワンコ達がある敷地に向かっていきなり吠えまくり始めました。道よりも3M程上がった土地で、その広い庭には中型犬が一頭優雅に暮らしています。そのワンコもギャン吠えに応戦し、たちまちワンワン合戦になりました。我々はいつもそこを歩いているわけですが、イヌ達は常に無反応だったのでその光景には正直ビックリでした。えっ、他のワンコには分かるんだ。
イヌ達はその状況にあたふたするだけで、参戦できずにその場を通過。そのお庭の主には同じレベルで会えばもの凄く反応してしまうのに、ここではどんな事があっても永久に感じ取れないらしい。
こうして見ると彼等はイヌとしては能力的にかなり劣るような... いったい何をどこまで感じてどんな世界で生きてるんだろうと思います。
まあ、いくら鈍いといってもそこはイヌ。彼等は私と比べれば遥かに敏感で、昨日届いた羽毛のクッションの臭いチェックを代わりばんこでずっとしていましたよ。さすがにガチョウやカモは食べたことがないからか獲物が入っているとまでは連想しなかったみたいですけど。

確かに短頭種は鼻が利く部類には入りません。ワンワン合戦のワンコ達は皆鼻が長かった。また、ミンモやデデの鼻は湿ってないから、例え臭いを感じ取っても何処からそれが来ているのか特定し辛いのだと思います。耳も動かして音源を探っている仕草を見せますが、上手く情報処理できてないみたい... なのでイヌ達の場合、彼等の感覚器官だけに頼るのは難しいのかもしれません。イヌは訓練次第で人が指を差せばその方向を見るようになるって聞いたことがあります。彼等にも指差しの訓練をすれはベランダの人達を認知できるようになるんだろうか。
久々に訓練という文字が頭を過りました。できることを増やしてみたい。
彼等の習性を活かしてと言っても、ボストンテリアは仕事をして来た歴史があると聞いたことがない... 遊び惚けるだけのイヌ? グリフォンはかつてネズミを捕る仕事をしていたらしいので、訓練に因ってデデはネズミ捕りができるようになるのか... でもそうなると、何でも食べちゃうのでペストにやられてイチコロです。

今週、ディスクやフライボールとかのドッグスポーツを是非やりたいと意欲満々のワンコの飼い主さんにいぬ広場で会いました。愛犬と一緒になって楽しむスポーツは確かに良いものですね。
では、私は訓練で何ができるようにさせたいか... 
新聞取って来るとか介助犬がしてくれるような事ができたらそりゃぁ嬉しいけど、彼等にとっては無理な話。それに、私にはできるぞ、凄いだろ!とイヌ達に威張れるところは残しておきたいです。例えば落ちてる物を足で掴んで拾う時、私はそれを誇りにさえ感じるのです。

先ずは指差しを試してみようか。どれくらいの難易度なのか、また、いったいどうやるのか全く知らないので今日は普通に散歩といぬ広場で終わらせました。




   
 

2012年10月21日日曜日

病院こわい




デデの耳が欠けてからというもの、月に1度は病院に通っています。
アトピーの一種のようです。いつかしてみようかと思いながら食べ物の検査はしていません。プツプツやカサブタの症状は今は出ていませんが、耳の穴の中がほんのり腫れ気味。デデの場合環境の変化でプツプツが出てきているようにも見受けられます。お泊りの度にブツブツを発見するのです。たとえ私と一緒だとしても同じでした。
アトピーは心因も関わっているというのを読んだ事があります。楽しいお泊りでも、心の隅では不安が潜んでいるのでしょうか。ずっと家に居る方が良いなら、ネコになるしかありませんね。
通院の際、1錠/日の薬もその時まとめてもらっています。この免疫抑制剤、結構高価なので保険に入っていて良かった〜と思います。


イヌ達は時間帯を問わず外をうろつくことができるようになり、散歩のついでにみんなで病院へ行きました。イヌなしでサッサカ歩いても30分弱の距離です。ミンモは夏の間いぬ広場で暴れなかったお陰で怪我もせず、病院とは疎遠になっていました。
彼等はこの病院で手術されたり、予防接種の注射を打たれたり、健康チェックの血抜きもされたりとチョット痛い思いをしています。なので、病院は正直好きではありません。車で連れて行くのが殆どですが、駐車場に入れる時の機械の喋る声を聞いただけでミンモは腰を抜かしてしまいます。機械の声なのに、そこの駐車場の声だけに反応する。
彼は病院スタッフさんに遊んでもらったりして喜びますが、やっぱりそわそわ。隙あらば逃げ出したくてしかたない。だから、出入り口にへばり付きます。心臓がドキドキなので、体温急上昇してハカハカです。

デデは、四六時中ピーヒョロ言ってうろうろ。
デデが凝視している方に診察室があるのですが、デデは地獄の扉がいつ開くのか心配でなりません。ミンモにお尻を押し付けて完全防備の体勢です。

診察待ちのイヌ達はいつもこんな感じです。デデは鼻水を垂らすほど緊張します。この日は待合いに誰も居なかったので不安がらせたまんま放っておきました。


デデは診察台の上で耳介がたちまち真っ赤っ赤になりました。普段は淡〜い色なのですが、初めて目にした現象です。ヒトと同じで興奮でイヌも耳が赤くなるんですかね。ミンモの耳は黒いから分からん... では、羞恥を感じる時も同じなのかな?  ただし、 デデ自体に羞恥心があるか先ず疑問。 ミンモはこの日おまけでしたが、ついでに膝の具合を診察してもらっちゃいました。
 イヌ達は診察室から出ると速攻で出口をめざします。私も会計も済まさずイヌのせいにして出て行きたいところですが、お薬もらわないことにはね。