2015年9月1日火曜日

イヌも歩けば





夜の散歩ではあまり付けたくない盗人柄のクールタイ。

ここ数日気温が下がり、冷え冷えグッズのお世話にならずに済んでいます。でも、まだまだ9月になったばかり、秋の気配は感じるけれど、この調子で涼しいまんま秋になるとは到底思えん。
暑いのは嫌いだ。



ミンモの目の手術から半年経った先週、眼の検診に行きました。

基本的な検査、診察は立ち会えるけど、特別な秘密装置は診察室の奥にあるらしく、検査前のミンモにエールを送って私は待合室でホゲッとするだけ。
検査後は、毎回いろんな映像やデータを見せてもらって説明を受けるのですが、今回は視神経の断層写真を見せてもらいました。これで視野障害の有無の判断をします。

視神経:
眼球内の網膜に映った像を脳内に送ります。その後の映像化は後頭葉のお仕事。

でも正直、神経の写真といってもピンと来ない
視神経は眼圧の上昇に因ってもダメージを受けるのだそうで、ミンモの場合は術後一度も合併症を起こすことなく、ずっと眼圧が安定していたのもあり、健康な状態だそうです。
↑よく分からんけど2方向から見た視神経の断層画像
ダメージを受けた神経は横から見ると(右の映像)ぐにゃっと歪んだり凹むらしいけど、ミンモのにはそれは見受けられない。というのが視神経は健康であると評価される理由だそうな。
しかし、この神経の節はなんだろう…  視神経乳頭というやつ?  悪い物ではないというのでそれ以上聞かなかったか、聞いたけど忘れたか…  ここに来ると初めての事ばかり聞かされたり見せられたりで、ちっとも頭に定着しません。


たしかに、術前は家の階段の最後の数段をどうしても下りることが出来なかったのに、今は難なく駆け下りれるようになっています。下り階段での問題は、当初私は虹彩嚢包が瞳孔にかぶって悪戯しているのだと思っていたのだけど、あの時の高眼圧や脱臼しかかった水晶体のピロピロ揺れるのが原因で視機能に障害が出ていたのですね。


で、今回の検査の結果、もう減らないと思っていた目薬がひとつ減ることになりました。今さしている炎症止めの目薬は使い切ったところでおしまい。
これで手術をした左眼にはヒアルロン酸の点眼薬のみを日に3回となり、もう片方の右眼はヒアルロン酸 x3回と緑内障治療薬 x2回。楽になります。






さて、検査日の夜。夏は明るいうちの夕方の散歩ができないので、夜の散歩になってしまいます。でも真っ暗じゃない。

家を出て、2本目の電信柱を通過する時に後ろを歩いていたミンモがキャン !
電信柱にぶつかりました。
健康なはずの視神経を持ってるはずなのになんでぇ ?
いつもは絶対に臭いも嗅がなければ用も足さない電信柱なのに、そそられる何かがあって近づき過ぎたのかな ?

元々ミンモは物を追うことが下手っぴ。投げたおもちゃをよく見失います。ダミーを追いかけさせるレースに出場したら、逆方向に走るかもしれない。
また、目の前でおもちゃを隠しても探し出せず、まるで手品か何かで騙されたような顔するし。
要は鈍臭い。
視神経は正常でも画像データが迷子になって後頭葉まで辿り着いてないってことはあるのだろか。それとも後頭葉での画像処理が上手くできてないのか、興奮による注意力の単なる欠如なのか。
おもちゃを見失う事にまつわる話は眼科の診察時にもしたけど、そんなバカな...と、皆に笑い飛ばされました。
私も階段を降り切れるうちは先ずは問題無いとは思ってます。けど、物にぶつかるのは嫌だねぇ。衝撃でせっかく軽くした水晶体が外れちゃうのだけは御免だ。




ぶ